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文芸サークル「名で充ちた空」ブログ

名で充ちた空

電脳コイル第15話時点感想 | main | シンデレラケージ二次創作の作詞を終えて
シンデレラケージ二次創作歌詞Full
ウサ耳かごめ
鶴をついに看取った
今宵(こよい)の御伽

今は昔
月の都では
いと清らな姫宮かしずかれ
しきたり籠の如きその日々
憐(あわ)れむ友も無く泣き給(たま)う

一人薬師(くすし)
伏せた訳(わけ)を解き
飛ぶあて無き姫宮拐(かどわ)かし
朝露珠(たま)の如き野に降り
囀(さえず)る術を二人で呷(あお)る

ウサ耳かごめ
庭の外を見知った
消え去る白玉なあに?
答えて露(つゆ)を
啜(すす)り酔いを醒ませば
もとの身我が身はなあに?

望月なら
欠けるのが定め
ついに此(こ)の宵と聞きしかど
薬子すり替えたその咎(とが)
薬師の屠蘇(とそ)は不死の匙(さじ)

今は昔
竹取の翁(おきな)
光る竹怪しみ寄りて見る
小さく籠に入る程の子
賜(たまわ)りと翁は連れ帰る

ウサ耳かごめ
罪で月を滑った
なよ竹かごめ
やつす身は人!

奇しき宵 竹取に始まらず
これ皆 月に始まる草子(そうし)

人の子かごめ
丸い月の悲しや
密かの御伽(おとぎ)

三月(みつき)経てば髪上(かみあげ)も済まし
なよ竹のかぐやと名付けられ
かしこく遊び明かした乙女
世の男(おのこ)垣間に見惚れ鳴く

残る男(おのこ)五人(いとり)それぞれに
ねだる品 得難き物ばかり
帝の声にさえ身を隠し
契りの帰りに姫泣き給う

穢(きたな)き檻に一羽(いちわ)久しくおわせん
迎えを撃ったのだあれ?
薬師(くすし)は偲(しの)ぶ 涙計り背いた
後ろの正面だあれ?

望月へと弓を引く者よ
届かぬ己の丈(たけ)を知れ
愛子(まなご)は沓(くつ)を形見に去りぬ
残した壺こそ不死の匙

幕間(まくま) 黒子(くろこ) ウサ耳そばだて
行く宛てなき二人の恋を知る
招くお里は不可思議の国
何時出やる東(あずま)の藪(やぶ)の中

なよ竹かごめ
影に詠むは名月(めいげつ)
ウサ耳かごめ
永久(とわ)の明け待ち

永き夜に 若き兎立ち聞く
これ皆 月に始まる抄記(しょうき)

ふじ{富士,不死,藤}の子燃えて
一羽(いちわ)行方(ゆくえ)見抜いた
残りを飲んだのだあれ?
---
原曲作曲:ZUN
作詞:壱意再帰(いちい さいき)

これは、上海アリス幻樂団のZUN氏が発表された同人ゲーム 東方プロジェクト「東方永夜抄」第5ステージ 道中の曲 『シンデレラケージ』を元に、壱意再帰が作詞した二次創作の歌詞です。

曲については、上海アリス幻樂団の二次創作に関するガイドラインをご覧下さい。

詩については、商業目的でなければ、お好きにお楽しみ頂けます。ご自分で歌って「歌ってみた」と発表するも良し、初音ミクやMEIKOに歌わせてみるも良しです。
作品公開の際、作詞者を明示して頂ければ、ごろごろ転がって喜びます。
同人誌即売会で販売すること、アフィリエイトで収入を得ることについては、今回、「商業目的」に含みません。

歌詞の初出は、2006年08月になりますが、小節を少しずつ分けて書いていきました。
Ver 1.00の完成は、2007年09月04日になります。
各小節の初出を示す個別のリンクは、煩わしいので、ひとまず省略いたします。

前半のあとがき
後半のあとがき

2008年01月24日追記。
「東方の曲に歌詞をつけてみるスレ 第三」に、第三59 ◆VPZjBcNYUE として、
曲の時間進捗を追加したものを転載いたしました。
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テーマ:東方プロジェクト - ジャンル:ゲーム

| 東方プロジェクト | 19:12 | トラックバック:0コメント:0
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  • 同人小説の発表だけでなく作詞も行うので「文芸」サークル。
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