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文芸サークル「名で充ちた空」ブログ

名で充ちた空

カニューシャ第1巻41 | main | カニューシャ第1巻39
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カニューシャ第1巻40
 破壊活動防止庁が事態に介入している以上あらゆる改竄は否定出来ない。
 発疹は掌だけだったが鏡を持たない彼女に顔の無事を自力で確認する術は無かった。
 彼女の秘書は会見場から遠く離れた廊下に待機する事を命じられている。
 無援な彼女の不安は募る。
「最高責任者なのに良く躾られているな」
 会見場に声が降る。
 冠婚葬祭演出用の投影装置で会見場の暗闇に像を結び、軍装した女性型使い雛が現れた。
 清潔な純白の中衣に規律正しく着用した紺の上衣と下衣は改正自衛軍水源安全保障部隊の礼装用制服。
 仕立てがきちんとしているので目立たないが胸囲で夜会服に悩んだ記憶が無いコウヨウコですら敵わない程に胸の大きな使い雛である事は見て取れた。
 肩の階級章を隠さない程度に切った明るい栗色の鬘は緩く波打っている。
 破壊活動防止庁は改正自衛軍の組織系統とは全く別の団体であるはずだった。
 困惑するコウヨウコの胸中など知らない口調で使い雛は宣言した。
「破壊活動防止庁、円基軸首都連合局である。
 都民、榻摩 幸容子への質疑を開始する」

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テーマ:同人系 - ジャンル:小説・文学

| カニューシャ | 19:50 | トラックバック:0コメント:0
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壱意再帰

  • Author:壱意再帰
  • 同人小説の発表だけでなく作詞も行うので「文芸」サークル。
    感想ブログも兼ねています。
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