文芸サークル「名で充ちた空」ブログ

名で充ちた空

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 | --:-- |
SS,咲夜さん編5
>SS,咲夜さん編4
 --お茶の時間は二度鳴らすのかしら?
 白の巫女は、おとがいに手をあて、早合
点だったらしい先ほどの推理に目を反らす。
 --実は、時計を巻き直す日だったとか。
 意固地に頬を染めたが、別に誰もいない。
 先ほどの部屋と瓜二つな人形に近づいた。
 彼女の持つ銀の盆の上は、先ほどと違う。
「東方茶館へ、ようこそ。
 お待ちしておりました。
 どうぞ、ごゆるりと召しませ」
 女性らしい流麗な筆跡の書置きは、たった
今、書いたばかりの様な墨の色をしていた。
 霊夢は、小首を傾げ、ゆっくりと湯気を出
す硝子の急須を見つめた。
 茶葉の舞いは、頃合いだった。

>SS,咲夜さん編6
スポンサーサイト

テーマ:東方プロジェクト - ジャンル:ゲーム

| 東方プロジェクト | 21:53 | トラックバック:0コメント:0
人形師と神秘学者の手紙2
真識名(ましきな)を読めばいい。
真識名は、その人形の特徴や弱点を如実に表している。
いわゆる「真の名」であるから、呪的な命令も可能になる。
真識名は、彼女たちの、もっとも「かわらけ」な部分に刻印されている。
| 未分類 | 01:08 | トラックバック:0コメント:0
人形師と神秘学者の手紙
人形は魂を宿す。
それは別に珍しい話ではなくて。
大切にされれば器物にも魂は宿る。
神だって宿る。
付喪神なんて、捨てられたのに魂を宿す。
さて。
呪的な闘争により、人形から魂が摘み取られた場合を考える。
魂を摘み取った者は、それを別の人形に移植したり、
あるいは、自らの糧とすることができるだろう。
魂を摘み取られた人形は、瞬きをやめ、語ることをやめ、動くことをやめる。
そのあと。
魂を摘み取られた人形は、ただ人形だろうか?
ずっと、ただの人形だろうか?
魂を宿すほどの人形。
たとえ、動かなくなっても大事にする者も多いだろう。
百年単位で、魂の不在を慰めたら。
その人形には、再び魂が宿るのではないだろうか?
人形と魂は、樹と花の関係なのではないだろうか?
一度、花を失っても、樹が無事なら、再び花をつけるのではないだろうか?
その色を変えることはあっても。
もしそうだとして。
摘み取られた魂が、何らかの秘術で保存されていて、
新たな魂と邂逅したら何が起こるだろうか?
| 未分類 | 02:05 | トラックバック:0コメント:0
YJ版ローゼンメイデン第1話感想
もー、どこをとっても驚愕なのです。ネタバレ注意です。
[YJ版ローゼンメイデン第1話感想]の続きを読む

テーマ:Rozen Maiden ~ローゼンメイデン~ - ジャンル:アニメ・コミック

| ローゼンメイデン | 01:40 | トラックバック:0コメント:0
マクロスフロンティア第2話鑑賞時点感想
もし、アニメに教育効果があるとしたら、マクロスFが提供しようとしているテーマは『プロ意識』かも知れません。
「妄想界の住人は生きている。」(だんちさん)の第1話感想を読んでから、
第2話を見て、そんなことを思いました。

一度そう思ってみると「プロ」、そしてその対極としての「素人」というキーワードを登場人物が頻繁に口にしていることに気付きました。
とくに、みwikiさん歌姫シェリルと、SMSのおっさん。
シェリルについては、オタク受けしなさそうな(ファンに対する愛嬌と楽屋での温度差が大きい)言動が目立ちますが、
「安全に」「コンスタントに」「自分の最高スペック」を発揮することを心がけている、
と思って見ると、行動が常に「プロ」。(wikipediaに、ほとんどそのままのことが設定として書いてあって吹いたw)
第1話の敵襲の時、アルトは、観客より先に退避する彼女を怒っていましたが、
防衛するプロから見て、彼女と彼、どちらの判断がありがたかったかは、
敵兵器に殺されてしまった、あの軍人さんの言葉の通り。

シェリルに対して、早乙女 アルトは、主人公補正で何とか無事に済んでいるものの、
「一か八か」で「行き当たりばったり」に「最高スペック」を発揮しようとする。
それがどれだけマズいかは、「もし、あそこで主人公補正がなかったら」と各場面を振り返ってみるとわかります。
そりゃ、ノリでうんぬん、とプロのおっさんにぶん殴られるわな、という感じです。
彼の苦悩の本質は、「見た目」より「プロ意識の不足」にあるように見えます。
カブキ俳優の息子、という設定の理由が最初謎だったのですが、
「家の家業を継ぐ」と「自分のやりたいことを職にする」の間で、
色々悩むところが今後のキーになるのかも知れませんね。

以上、月曜日を前に1時間だけ、本格的な現実逃避でした。

『追記』
東方歌詞スレ、忙しさに負けているうちに、
スレは移行、板も移転で、びっくり。
曲聴きながら、ゆっくり歌詞を鑑賞したいよー。
感想書きたいよー。

テーマ:マクロスF(フロンティア) - ジャンル:アニメ・コミック

| マクロスF | 23:39 | トラックバック:0コメント:0
SS,咲夜さん編4
>SS,咲夜さん編3
 赤い絨毯を飛ぶと、次の扉はすぐに現れた。
 紅い霧のカーテンに閉ざされた窓の並びを
一度だけ振り返り、霊夢はドアノブを引いた。
 そこは見覚えのある瀟洒な応接間だった。
 和洋折衷の空間は、照明器具の光もふんだ
んに少女を夜更かしに招くようだった。
 --あれっ、時計じゃなかったの?
 霊夢は天井の2本の剣を見上げた。
 切っ先は、先ほどと同じ向きを示している。
 部屋の中央には、やはりメイドの人影。
 瞬きしない瞳は、照明と前髪が作る影のせ
いか来客者を追い返すように見えた。
 ただ、銀の盆の上では、ティーカップが紅
茶の香気と共に湯気を上げていた。
 と、その時、建物に鐘が鳴り響いた。

>SS,咲夜さん編5

テーマ:東方プロジェクト - ジャンル:ゲーム

| 東方プロジェクト | 19:34 | トラックバック:0コメント:0
| ホーム |

プロフィール

壱意再帰

  • Author:壱意再帰
  • 同人小説の発表だけでなく作詞も行うので「文芸」サークル。
    感想ブログも兼ねています。
    メールアドレスはndmctsr空excite.co.jp
    (スパム対策のため空の字を@に置き換えてください)

最近の記事
Blogパーツ

カテゴリー
最近のコメント

最近のトラックバック
月別アーカイブ
あわせて読みたい

あわせて読みたいブログパーツ

ブログ内検索

RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。