名で充ちた空


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カニューシャ第1巻21
2006/03/11 18:41

 ヨツユの組んだ腿に付けた極薄さらさらな銀色の携帯電話が持ち主を呼び出した。
「もしもし、キミハ?」
 返ってきたのは、愛らしい声だった。
「はい、こちらキミハです。
 ヨツユさん、私の声、どうですか?」
 使い慣れない受話器のくすぐったさにヨツユは片目を閉じたくなるのを堪えた。
「回線明瞭。
 本当に言語野から直に送話出来るんだ?」

カテゴリ:カニューシャ

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